海と棚田が織りなす絶景 ― 東後畑棚田

こんにちは。支配人見習いのマイコーです。

長門市の静かな海辺に広がる「東後畑棚田(ひがしうしろばたたなだ)」は、まるで絵画のような風景を見せてくれます。眼下に広がる段々の田んぼ、その先に広がる深い青の日本海。空と海と大地がひとつに溶け合うような、幻想的な景色が訪れる人の心をそっとほどいてくれます。

東後畑棚田

この美しい棚田は、農と自然が共生する日本の原風景として、「日本の棚田百選」にも選ばれています。季節ごとに表情を変える棚田は、春には水を張った鏡のような輝き、夏には緑の絨毯、秋には黄金色の稲穂が風に揺れ、冬には静寂の中に凛とした佇まいを見せてくれます。

そして今年も、当宿「悠久の季」では、長門市日置産の棚田米を使用しております。棚田で丹精込めて育てられたお米は、粒立ちが美しく、噛むほどに甘みが広がる逸品。自然の恵みと人の手仕事が織りなす味わいを、ぜひ当宿のお食事でご堪能ください。

宿から車で約25分。ご滞在の折には、ぜひ足を延ばしてみてください。自然と人の営みが織りなす、ここにしかない風景が、心に深く残る旅の記憶となることでしょう。