安徳天皇西市御陵墓を訪ねて

こんにちは。支配人見習いのマイコーです。
「悠久の季の近くに稀な観光スポットはないですか」というお客様の声を頂くことがあります。

そこで今回、安徳天皇西市御陵墓を訪ねてみました。

長門と下関の境の静かな山あいに佇む「安徳天皇西市御陵墓」。宮内庁により御陵墓参考地として指定されているこの場所は、平家物語にも登場する安徳天皇の御霊を祀る由緒ある地です。

道を下り、木々に囲まれた境内に足を踏み入れると、空気が一層澄み渡り、時の流れがゆるやかに感じられます。小鳥のさえずりや風の音に耳を澄ませながら歩くと、まるで平安の昔へと誘われるような不思議な感覚に包まれました。

豊田湖にある安徳天皇陵墓

御陵墓の前に立つと、幼くして壇ノ浦に散った安徳天皇の儚い物語が胸に迫ります。静けさの中に、歴史の重みと人々の祈りが今も息づいていることを感じました。

🏨ゲストへのおすすめ
• 歴史散策:平家ゆかりの史跡をめぐる旅の一環として訪れると、物語の深みを体感できます。
• 癒しの時間:自然に囲まれた静謐な空間は、心を落ち着けたい方にぴったりです。
• 写真スポット:木漏れ日が差し込む参道や石段は、旅の思い出を美しく残せます。

この安徳天皇西市御陵墓は地元の方も知る人が少ない場所です。当ホテルから車で30分ほどの場所にございますので、ぜひ山口の歴史と自然を感じる散策にお出かけください。旅の余韻を当館でゆったりと味わっていただければ幸いです。

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